<第2章−2> 訪れるお客様を 玄界灘の白波で お出迎え。 波型の面格子は 今も健在。    メインエントランス(正面玄関)は北側を向き、玄界灘と対峙する。入口の面格子は玄界灘の荒波を連想させる尾形光琳の波模様を、アルミ鋳物で表現した田島順三製作所によるもの。福岡への旅情をさりげなく感じさせる心憎い演出である。入口柱は花咋鳥(はなくいどり)のレリーフがあしらわれている。花と鳥は全館のモチーフとなっ […]